2ヶ月以上かけて読んだ「沈黙の春」に続き、通勤用に手にしたこの本。
あまりに時間かけすぎたので、今回は軽く読める本をチョイス。
かなり前に買っておいた「しゃばけ」シリーズの第2弾。
通勤用=最低1週間はかかる、って思ったら、
やっぱり推理ものは時間かけれないって言うか、
先が気になって気になって、結局会社でも(もちろん休憩中)、
家でも読んじゃんって、2日間で読みきっちゃった。
実はもうすでに第3弾「ねこのばば」にも手をつけちゃってたりして
「しゃばけ」は長編小説だったのに対し、第2弾からは短編小説へ。
なのでさっきも書いたけど、ショートな分先が気になって(笑)
あいも変わらず、ファンタジー的要素もあるんだけど
江戸の人情気質とホロリともさせる物語運び、前作と変わらず良かったわ。
登場人物の設定が分かりやすいので、1人1人掘り下げられるのも
この物語の強みじゃないかな。
今回で言えば、手代の「仁吉」の失恋話や異父違いの兄「松之助」の事を
書いてくれてるのが面白かったな。。
妖たちも私のお気に入り。手代は別格として中でも好きなのは「鳴家(やなり)」
ほとんどペットだよね〜。褒められたがりで食べ物好き。
ホント犬だよ〜(笑)
今回の短編の中で好きな話はなんと言っても兄・松之助が出会う
「空のビードロ」。感動的で泣かされたよ
こういう人情ものはホント弱いのよ〜。
まだ本だから号泣こそないけど、これが映像だったらと思うと、ぞぞぞ。
「
しゃばけ倶楽部」
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